专利摘要:
2つのタイプのサブチャネルアレンジメントを実行するための方法及び装置が提供される。サブチャネルアレンジメントの第1のタイプは、送信リソースの第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義して、第1サブチャネル化を用いて、第1トラフィック部分において複数アンテナの内少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャストトラフィックを送信し、第2サブチャネル化を用いて、第1トラフィック部分において複数アンテナの内少なくとも1つの第1アンテナから区分される少なくとも1つの第2アンテナによりマルチキャストトラフィックを送信し、第3サブチャネル化を用いて、第2トラフィック部分において複数アンテナの内少なくとも1つのアンテナによりユニキャストトラフィックを送信することに関する。サブチャネルアレンジメントの第2のタイプは、送信リソースの第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、送信リソースの一部分において、第1トラフィック部分の一部分が第2トラフィック部分の一部分にオーバラップすることに関する。第1トラフィック部分の一部分が第2トラフィック部分の一部分にオーバラップする送信リソースの部分において、チャネルアレンジメントは第1サブチャネル化を用いて複数アンテナの内少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信し、及びb)第2サブチャネル化を用いて複数アンテナの内少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナによりユニキャストトラフィックを送信することに関する。第1、第2及び第3サブチャネル化は、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つに基づいても良いし、組合せに基づいても良い。
公开号:JP2011512721A
申请号:JP2010544539
申请日:2008-02-01
公开日:2011-04-21
发明作者:カラード、アーロン;ズー、ペイイング;トング、ベン;フォング、モー−ハン;マー、ジャングレイ
申请人:ノーテル ネットワークス リミテッド;
IPC主号:H04J99-00
专利说明:

[0001] 本発明は空間多重化を用いた複数アンテナによる送信及び受信に関する。]
背景技術

[0002] 直交周波数分割多重(OFDM)は周波数領域において非常に正確な間隔を有する多数のキャリアによってデータを分配する多重化の1つの形式である。キャリアの正確な間隔は、例えば高いスペクトル効率、無線周波数妨害や低マルチパス歪に対する弾力性等いくつかの利点をもたらす。マルチパスフェージング無線チャネルにおける好適な特徴と優れた性能により、OFDMは高データレート無線通信分野、例えば、無線メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)では有用な技術と認められている。無線MANは固定、携帯及び移動ブロードバンドアクセスシステムに対しエアインターフェイスを介して実施される。]
[0003] 所定セル内の移動局(MS)は単一の基地局(BS)のみからサービスを受ける無線ネットワークがある。そのような無線ネットワークの1つの欠陥は、所定セルのエッジの近傍にあるMSが、携帯電話網においては他のセルからの干渉により性能損失を被り、非携帯電話網においては伝搬損失を被ることである。]
[0004] OFDMは、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストに用いることができる。ブロードキャストトラフィックは、全てのアクセスターミナルで受信されるものであり(即ち1つのポイントから全てのポイントへ)、マルチキャストトラフィックは多数でのアクセスターミナルで受信されるものであるが、必ずしも全てのアクセスターミナルで受信されるものではなく(即ち、1つのポイントから2以上のポイントへ)、そして、ユニキャストトラフィックは個々のアクセスターミナルで受信されるものである(即ち、1つのポイントから他の1つのポイントへ)。]
[0005] 本発明の1つの特徴によれば、複数アンテナ送信機によって使われる周波数成分及び/又は時間成分を有する送信リソースに対して、第2トラフィック部分と、第2トラフィック部分とは区分される第1トラフィック部分とを定義することと、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて、前記第1トラフィック部分の複数アンテナの内の少なくとも1の第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信することと、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、第1トラフィック部分の前記複数アンテナの内の、前記少なくとも1の第1アンテナとは区分される少なくとも1の第2アンテナにより、マルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することと、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて、前記第2トラフィック部分において前記複数アンテナの内の少なくとも1のアンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信することとを含む、複数アンテナ送信機における方法が提供される。]
[0006] いくつかの実施例において、第1、第2、及び第3サブチャネル化を利用することは、第3サブチャネル化の少なくとも1のサブチャネル化パラメータに使われる数値とは異なる数値を第1及び第2サブチャネル化の少なくとも1のサブチャネル化パラメータに対し使うことを含む。]
[0007] いくつかの実施例において、少なくとも1のサブチャネル化パラメータに対し異なる数値を使うことは、FFTサイズと、サブキャリア分離と、及び各サブチャネルにおけるデータトーンの数と分布との内の少なくとも1つに対して異なる数値を使用することを含む。]
[0008] いくつかの実施例において、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを送信することは、トラフィックの各タイプを特定することを可能にするためにMIMOパイロット信号をブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックに含むこと、をさらに含む。]
[0009] いくつかの実施例において、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを送信することは、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックの少なくとも1つに対しサブキャリア周波数帯又は送信持続時間の間に間隙を有することを含む。]
[0010] いくつかの実施例において、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信することは、第1トラフィック部分の複数のアンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャストトラフィックを送信することを含み、及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することは、第1トラフィック部分の複数のアンテナの内の少なくとも1つの第2アンテナによりマルチキャストトラフィックを送信することを含む。]
[0011] いくつかの実施形態において、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信すること及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することは、異なる送信電力でブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィック及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することを含む。]
[0012] いくつかの実施形態において、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィック及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックが、異なる送信電力で送信される。]
[0013] いくつかの実施形態において、複数アンテナの1つ以上の各々が少なくとも1つのアンテナエレメントを有する。]
[0014] いくつかの実施形態において、複数アンテナの1つ以上は、アンテナ配列を含む。]
[0015] いくつかの実施形態において、第1トラフィック部分を送信すること及び第2トラフィック部分を送信することは、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を、異なる周波数再利用率で送信することを含む。]
[0016] いくつかの実施形態において、周波数再利用率は、周波数再利用=1及び周波数再利用>1を含む。]
[0017] 本発明の他の特徴によれば、周波数成分及び/又は時間成分を含み、各部分が時間/周波数において互いに区分される、空間多重化されたブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを含むブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及びユニキャストトラフィック部分を含む、送信リソースの信号を受信すること、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分に対し、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを検出することとを備えた、複数アンテナ受信機における受信方法が提供される。]
[0018] いくつかの実施例において、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを検出することは、それぞれブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックからのMIMOパイロット信号を処理することを含む。]
[0019] いくつかの実施例において、複数アンテナ受信機がN>=2のNの受信ブランチ及びNより大きい数の受信アンテナを有する場合、送信リソースの信号を受信するために、Nのみの受信アンテナを使うのか又はNより大きい数の受信アンテナを使うのかを決定することをさらに含む。]
[0020] いくつかの実施例において、複数アンテナ受信機の各受信プランチが、少なくとも1つの利用可能な受信アンテナを有する方法であって、該方法はさらに、利用可能な受信アンテナの各々のチャネル特性を推定し、及び信号を受信するための少なくともNの利用可能な受信アンテナを選択することをさらに含む。]
[0021] いくつかの実施例において、該方法は、コンテンツが少なくとも第1コンテンツと第2コンテンツに時間でサブ分割され、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツの間に時間間隙を有し、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の所定のサブチャネルに対し、前記第1コンテンツを受信する受信アンテナに対するチャネル特性を推定することと、該時間間隙の間、第1コンテンツを受信する受信アンテナから第2コンテンツを受信する受信アンテナへと受信アンテナを切り換えることと、第2コンテンツを受信する受信アンテナに対するチャネル特性を推定することをさらに含む。]
[0022] いくつかの実施例において、信号を受信するためのNに等しい数の受信アンテナを選択するアンテナ選択を実行することをさらに含む。]
[0023] いくつかの実施例において、信号を受信するためのNより大きい数の受信アンテナを選択するアンテナ選択を実行することをさらに含む。]
[0024] 本発明の他の特徴によれば、複数アンテナ送信機に使われる周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、送信リソースの一部分に対し、第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の一部分とオーバラップすること、第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の部分とオーバラップする送信リソースの部分において、a)FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて複数アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信すること、b)FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、複数アンテナの内の、該少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナによりユニキャストトラフィックを送信することを含む、複数アンテナ送信機における方法が提供される。]
[0025] いくつかの実施例において、ブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャストトラフィックを送信することは、ユニキャストトラフィックのサブキャリア周波数帯又は送信持続時間の間に間隙を有することを含む。]
[0026] いくつかの実施例において、該方法は、第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の部分とオーバラップする送信リソースの部分において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及びユニキャストトラフィック部分の両方に対し同じサブチャネル化パラメータの数値を使用することをさらに含む。]
[0027] いくつかの実施例において、サブチャネル化パラメータに対し同じ数値を使うことは、FFTサイズ、サブキャリア分離、及び各サブチャネルのデータトーンの数と分布の少なくとも1つに同じ数値を使用することを含む。]
[0028] いくつかの実施例において、該方法は、送信のための利用可能なアンテナセットのサブセットを選択するために複数アンテナ送信機においてアンテナ選択を実行することをさらに含む。]
[0029] いくつかの実施例において、該方法は、複数アンテナ受信機が前回受信した送信リソースに対する前記複数アンテナ受信機からのフィードバックに基づいて、前記複数キャリア送信機が送信する前記複数アンテナ受信機への送信の将来の送信リソースのために、アンテナ選択を実行することをさらに含む]
[0030] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを送信することは、さらに、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックに、トラフィックの各タイプを特定すること可能にするパイロット信号を有すること含む。]
[0031] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックに、パイロット信号を有することは、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックの少なくとも1つに直交するパイロット信号を有することを含む。]
[0032] いくつかの実施形態において、別のトラフィック部分とオーバラップしない送信リソースの部分にある、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックの少なくとも1つを、複数アンテナの内の少なくとも2つのアンテナにより空間多重化する。]
[0033] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信すること及びユニキャストトラフィックを送信することは、異なる送信電力でブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを送信することを含む。]
[0034] いくつかの実施形態において、複数アンテナの1以上のアンテナがそれぞれが少なくとも1つのアンテナエレメントを有する。]
[0035] いくつかの実施形態において、複数アンテナの1以上のアンテナがアンテナ配列を含む。]
[0036] いくつかの実施形態において、第1トラフィック部分を送信すること及び第2トラフィック部分を送信することは、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を、異なる周波数再利用率で送信することを含む。]
[0037] いくつかの実施形態において、周波数再利用率は、周波数再利用=1及び周波数再利用>1を含む。]
[0038] 本発明の他の特徴によれば、周波数成分及び/又は時間成分を含み、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及びユニキャストトラフィック部分、及びブロードキャストトラフィック/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックが空間多重化される送信リソースの、サブキャリア及び/又は持続時間間隔を共有化している部分を含む、送信リソースの信号を受信し、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックが空間多重化される前記送信リソースの前記部分に対し、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを検出することを含む複数アンテナ受信機の受信方法を提供する。]
[0039] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを検出することは、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックのそれぞれにあるパイロット信号を処理してブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックをそれぞれ特定することを含む。]
[0040] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを検出することは、信号干渉除去(SIC)を使用することを含む。]
[0041] いくつかの実施形態において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを検出することは、複数アンテナ受信機においていくつかの受信アンテナに対しチャネル推定を実行することと、別の受信アンテナに対しては該受信機がユニキャストトラフィックを検出していない間にチャネル推定を実行することをさらに含む。]
[0042] いくつかの実施形態において、該方法はチャネル推定の結果をアンテナ選択の実行に使うことをさらに含む。]
[0043] いくつかの実施例において、該方法は複数アンテナ受信機においてアンテナ選択を実行し、信号を送信するアンテナの数と同数のアンテナを選択することをさらに含む。]
[0044] 本発明の他の特徴によれば、上記の方法を実行するために構成されるアクセスノードが提供される。]
[0045] 本発明のさらに他の特徴によれば、N=>2の少なくともNの送信アンテナと、周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、第1トラフィック部分を第2トラフィック部分とは区分されるように構成される送信リソースパーティショナと、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて第1トラフィック部分において少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャストトラフィックを送信し、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて第1トラフィック部分において、少なくともNの送信アンテナの内の、該少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナによりマルチキャストトラフィックを送信するように構成される空間多重化装置とを含むアクセスノードが提供される。]
[0046] いくつかの実施例において、アクセスノードはさらに、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて第2トラフィック部分において少なくともNのアンテナの内の少なくとも1つのアンテナによりユニキャストトラフィックを送信するように構成される。]
[0047] いくつかの実施例において、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックが異なる送信電力で送信される。]
[0048] 本発明のさらに他の特徴によれば、N=>2の少なくともNの送信アンテナと、周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、送信リソースの部分において第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の部分とオーバラップするように構成される送信リソースパーティショナと、第2トラフィック部分の部分とオーバラップする第1トラフィック部分の部分において、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて第1トラフィック部分において少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信し、第1トラフィック部分の部分とオーバラップする第2トラフィック部分の部分において、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて第2トラフィック部分において、少なくともNの送信アンテナの内の、該少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナによりユニキャストトラフィックを送信するように構成される空間多重化装置、とを含むアクセスノードが提供される。]
[0049] いくつかの実施例において、アクセスノードはさらに、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて第2トラフィック部分とオーバラップしない第1トラフィック部分において少なくともNの送信アンテナの内少なくとも1つのアンテナによりブロードキャストトラフィックを送信し、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第4サブチャネル化を用いて第1トラフィック部分とオーバラップしない第2トラフィック部分において少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つのアンテナによりユニキャストトラフィックを送信するように構成される。]
[0050] いくつかの実施例において、アクセスノードはさらに、次のスケジュール期間に使用される少なくともNの送信アンテナの内の好適な1以上の送信アンテナを特定するアンテナ選択情報を受信するように構成される受信機をさらに含む。]
[0051] いくつかの実施例において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックが異なる送信電力により送信される。]
[0052] 本発明のさらに他の特徴によれば、上記方法を実行するように構成されるアクセスターミナルが提供される。]
[0053] 本発明の他の特徴によれば、N=>2のNの受信アンテナと、M=<NのMの無線受信チェーンと、Nの受信アンテナの各々から信号を受信するように、そしてNの受信アンテナが受信するNの信号の内の少なくともMの信号をMの無線受信チェーンの各々へ、M無線受信チェーンの各々に少なくとも1つの信号を送るように構成されているアンテナスイッチマトリックスと、Mの無線受信チェーンから信号を受信し、次のスケジューリング期間に、信号を、M無線受信チェーンの各々へそれぞれ供給するために、Nの受信アンテナの内の少なくともMの受信アンテナを選択し、次のスケジューリング期間に、どの少なくともMの受信アンテナを選択すべきかをアンテナスイッチマトリックスへ通知するように構成されるアンテナセレクタとを含むアクセスターミナルが提供される。]
[0054] いくつかの実施例において、該アンテナセレクタは、Nの受信アンテナの各々に対しチャネル推定を実行するように構成されるチャネル推定器をさらに含む。]
[0055] いくつかの実施例において、N>Mである。]
[0056] いくつかの実施例において、アクセスターミナルは、チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、次のスケジュール期間に使うべき受信アンテナを特定するように受信アンテナ選択情報を送信する送信機をさらに含む。]
[0057] いくつかの実施例において、アクセスターミナルは、チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、次のスケジュール期間にアクセスターミナルへ送信するために使われる好適な送信アンテナセットを特定するように受信アンテナ選択情報を送信する送信機をさらに含む。]
[0058] 本発明の他の特徴は、当業者によれば、添付する図面を参照して以下に記載する本発明の具体例を見ることにより、明らかになるであろう。]
[0059] 添付図面を参照して発明の実施例を説明する、]
図面の簡単な説明

[0060] プライマリ階層及びセカンダリ階層情報をアクセスターミナル(AT)へ送信する2つのアンテナを備える多重アクセスノード(AN)の概略図。
本発明の一実施形態に係る送信機の使用方法を示すフローチャート。
本発明の一実施形態に係る受信機の使用方法を示すフローチャート。
本発明の1実施例にかかる4つのアンテナを備える代表的なATのブロック図。
4つのアンテナにより受信された信号に対し、ATにより実行され得る様々なスイッチ置換を示す図4AのATの概略図。
図4Aに示すATが、特定のアンテナ上のデータを受信し、その他のアンテナのチャネルをスキャンして、使用されていないチャネルのチャネル特性をいかに決定できるのかについての一例を示す概略図。
それぞれがブロードキャスト階層及びユニキャスト階層情報をATへ送信する2つのアンテナを有する、多重ANの概略図。
本発明の一実施形態に係る送信機の使用方法を示すフローチャート。
本発明の一実施形態に係る受信機の使用方法を示すフローチャート。
全てのチャネルのチャネル特性を本発明の一実施形態に係るアンテナ/チャネル選択に役立たせることができる、ユニキャストデータ受信の1例の概略図。
本発明の一実施形態に係る周波数−時間リソースにおけるブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャスト送信の分離の一例を示すブロック図。
本発明の一実施形態に係る周波数−時間リソースの一部におけるブロードキャスト及びユニキャスト送信の重畳の一例を示すブロック図。] 図4A
実施例

[0061] 単一周波数ネットワーク(SFN)のOFDMネットワークにおいて、一連の共通のOFDMサブキャリアからなる共通の周波数リソースは、ネットワーク全体を通して複数の送信機により使用される。ここで説明するSFNは、他の周波数リソースも使用される状況の下で実行することができることに留意すべきである。例えば、サブキャリアのあるOFDM帯は、SFNを実行するために使うことができ、他の周波数帯は、周波数再利用スキームを実行するために使うことができる。しかし、それはSFNを実行するために使用される共通の周波数リソース内のリソースの割り当てに影響を与えない。]
[0062] 空間多重化は、SFNの遠隔通信セルのエッジでの受信範囲をさらに改善することができる。空間多重化は、異なる複数のアンテナの各々で、別々に符号化された信号を、例えば、各個別の符号化信号毎に1つのアンテナにより送信することを含む。しかし、いくつかの実施例において、各個別の符号化信号を送信するために2つ以上のアンテナを使うこともできる。2ブランチ送信セル−サイトは、空間多重化送信フォーマットに使うことができる。2ブランチ送信セル−サイトは、一般に、2つの送信チェーンを含むと考えても良い。各送信チェーンは1つ以上のアンテナを含んでいる。2ブランチ送信セル−サイトの具体例では、2つの送信チェーンを含み、各送信チェーンは単一のアンテナのみ含む。以下に続く説明の中では、2ブランチ送受信を想定するが、より一般的には、N−ブランチ送受信を想定する。]
[0063] 本発明のいくつかの実施例では、空間多重化は、AN(アクセスノード)での2階層送信及びAT(アクセスターミナル)での少なくとも2つの受信アンテナによる受信に関与する。単一“階層”は、少なくとも1つのアンテナから送信される送信信号の個別に符号化されたストリームである。本発明のいくつかの実施例における2階層送信は、2以上の異なる符号化されたストリームの空間多重化された送信に関与し、各ストリームは少なくとも1つのアンテナから送信される。ATは、例えば、固定端末や移動、携帯端末のようなユーザ端末であっても良い。ATの例は、挙げれば尽きないが、携帯電話、ワイヤレスコンピュータ、携帯情報端末(PDA)を含む。ANは、ネットワークにアクセスするATによって使用されるネットワークノードである。いくつかの実施例において、ATは、ANの送信アンテナの数よりも多い複数のアンテナを備えている。その様なATに対し、例えば、受信専用AT(例えばブロードキャスト/マルチキャスト機能専用)に対し、以下により詳細に説明するように、MIMOアンテナ切り換え技術を駆使して、最良の受信を提供するこの多数のアンテナのサブセットを選択することにより、さらなる機能向上を達成できる。]
[0064] 本出願の中で“アンテナ”の用語の使用が発明の範囲を単一のアンテナエレメントに限定する意図はない。“アンテナ”の用語は、“アンテナ”を形成する複数アンテナのセット、例えば複数アンテナエレメントを同一の情報の送信に使用する、あるいは、複数アンテナエレメントを組み合わせて使用し、“アンテナ”から送信された情報を送信する、アンテナ配列を包含することができる。さらなる例として、第1のアンテナ及び第2のアンテナを含む送信機又は受信機において、第1のアンテナが1つ以上のアンテナエレメントを含んでも良いし、第2のアンテナが1つ以上のアンテナエレメントを含んでも良い。いくつかの実施例において、アンテナは仮想アンテナ配列の一部であり、その中で、それぞれ1以上の各アンテナを有する複数のデバイスがそれらのアンテナを協力して使うことができる。]
[0065] 図1は、複数の遠隔通信セル105A−105Mを示す簡略化したシステム図であり、それぞれが地理的エリアをカバーしている。セル105A、105B、105Cの各々が放送塔にANと3対のアンテナセットを含むことが示されている。セル105Aでは、AN115が対になっているアンテナ110A、110B、110Cを備える放送塔110に接続されている。セル105Bでは、AN125が、対のアンテナ120A、120B、120Cを備える放送塔120に接続されている。セル105Cでは、AN135がペアのアンテナ130A、130B、130Cを備える放送塔130に接続されている。図示の例では、各隣接する対のアンテナの内の1つのアンテナは、セクタの受信範囲に用いられる。例えば、セル105Aでは、ペア110Aの第1アンテナとペア110Bの第1アンテナが、セル105Aの第1セクタの送信に使われ、ペア110Bの第2アンテナとペア110Cの第1アンテナが、セル105Aの第2セクタの送信に使われ、ペア110Cの第2アンテナとペア110Aの第2アンテナが、セル105の第3セクタの送信に使われる。] 図1
[0066] ATは、セル105A−105Mの中および間で移動する。図示の例では、1つのAT160がセル105A、105B、105Cの境界付近の物理的位置にあることが示されている。AT160が放送塔110、120、130から信号を受信することが示されている。]
[0067] アンテナから送信される信号は、2次元送信リソースによって送信される。送信リソースの第1の次元は、複数サブキャリアによって表される周波数である。送信リソースの第2の次元は、時間であり、持続時間で表わされる。]
[0068] 2つの信号が多重化する送信リソースの所定部分に対し、プライマリ階層送信140(実線で示す)は、放送塔110、120、130の各々からアンテナペア110A、120A、130Aの第1アンテナを使って送信される。セカンダリ階層送信150(破線で示す)は各放送塔110、120、130からアンテナペア110B、120B、130Bの第1アンテナを使って送信される。]
[0069] 図1では、唯一のATと3つのANが示されているが、任意の時間におけるセルの数、セル毎のATの数、及びセル間セル内を移動するANの数は実施状況によることが理解され得る。その位置に依存して、所定のATは、複数ANからの送信を受信する。] 図1
[0070] 2つの階層が空間多重化されない送信リソース部分において、プライマリ及びセカンダリ階層が空間多重化された部分におけるプライマリ及びセカンダリ階層を送信するために使用する2つのアンテナの1つ又は両方は、空間多重化されない部分に割り当てられたトラフィックを送信するために使用することができる。]
[0071] 各セル(又はセクタ化した実施例での各セクタ)からの2階層送信を実行する場合、各階層のパイロット信号及びデータはSFN送信を構成する。ダイバーシチレベルは、SFNマクロダイバーシチ送信により、即ち同一の情報を送信する別々の送信機、例えばネットワークの複数セルの送信機の使用により、既に達成されている。追加の空間多重化の利用、即ち送信リソースの同一部分内の各アンテナから送信される各階層は、セルのエッジでのスループットをさらに改善するように設けられる。]
[0072] 本発明のいくつかの実施例では、送信リソースをブロードキャスト/マルチキャストゾーン及びユニキャストゾーンに明確に分離する。特定の実施例では、送信リソースのある部分は、ユニキャストトラフィックに使う送信リソース部分とは異なるサブキャリア及び/又は送信間隔を使うブロードキャスト/マルチキャストトラフィックに対して定義される。]
[0073] ブロードキャスト/マルチキャストゾーンでは、第1の単一階層送信及び第2の単一階層送信は、空間多重化されている。第1の単一階層は、ブロードキャストトラフィックを送信するのに使い、第2の単一階層は、マルチキャストトラフィックを送信するのに使う。第1及び第2の単一階層の各々は、少なくとも1つのFDM(周波数分割多重化)及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化に基づく各サブチャネル化を用いて送信される。図1を参照し、本実施例では、プライマリ階層は、ブロードキャストトラフィックに、そしてセカンダリ階層は、マルチキャストトラフィックに用いている。この際、ブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックは、送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストゾーンの中で空間多重化されている。] 図1
[0074] ブロードキャスト/マルチキャストゾーンでは、第1のアンテナが、第1の単一階層トラフィックを送信し、第2のアンテナが、第2の単一階層トラフィックを送信する。第1の単一階層トラフィック及び第2の単一階層トラフィックは、送信リソースの同一の部分で空間多重化されている。ユニキャストゾーンでは、1つ又は両方のアンテナは、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックとは異なるサブキャリア及び/又は送信間隔で、ユニキャストトラフィックを送信するのに使われる。]
[0075] 送信リソースのブロードキャスト/マルチキャスト部分の間、ANがブロードキャスト及び/又はマルチキャスト情報を送信する時、ANは、同時に同じ情報を送信している。従って、どのセルのどのATも、同時に全てのANから同じ信号を受信している。]
[0076] 本発明の他の実施例では、送信リソースの少なくとも同じ部分のブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックの重畳、ここでは、オーバラップと呼ぶ、を提供する。この実施例では、送信リソースは、上述のように時間と周波数の2次元送信リソースである。ブロードキャストトラフィックは、第1の単一階層送信であり、ユニキャストトラフィックは、第2の単一階層送信である。つまり、ブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックは、空間多重化され、第1のアンテナを使って第1の単一階層送信を、第2アンテナが第2の単一階層送信を送信するのと同一のサブキャリア及び/又は送信間隔で、ように送信される。]
[0077] いくつかの実施例では、オーバラップするブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックに使われない送信リソースの部分は、ブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックそれぞれに区別して使われる。つまり、ブロードキャストトラフィックは、ユニキャストトラフィックに割り当てられた送信リソースのオーバラップしない部分において、送信リソースとユニキャストトラフィックのオーバラップする部分におけるユニキャスト及びブロードキャストトラフィックとは異なる区別されたサブキャリア及び/又は送信間隔により、送信される。同様に、ユニキャストトラフィックは、ブロードストトラフィックに割り当てられた送信リソースのオーバラップしない部分において、送信リソースとブロードキャストトラフィックのオーバラップする部分におけるユニキャスト及びロードキャストトラフィックとは異なる区別されたサブキャリア及び/又は送信間隔により、送信される。]
[0078] 空間多重化が別々の階層で送信されるブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックに使われるブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャストトラフィックの分離の第1のケースにおいて、及びブロードキャスト及びユニキャストトラフィックに対する別々の単一階層を空間多重化することにより送信リソースの少なくとも1部でオーバラップする第2のケースにおいて、任意のサブチャネル化のアプローチを採用し、2次元OFDM送信リソース(周波数xOFDMシンボル持続時間のサブキャリア)内でサブチャネルを定義することができる。従来のサブチャネル化の2つ特定例は、局部的サブチャネル化及びダイバーシチサブチャネル化である。]
[0079] いくつかの実施例では、分離アレンジメントのために、ブロードキャスト/マルチキャストゾーンのサブチャネルは、異なるパラメータ、又は同じパラメータを用いてユニキャストゾーンのサブチャネルとは異なる値で定義できる。各ゾーンを定義するために使われるパラメータは、FFTサイズ、サブキャリア分離、各サブチャネルのデータトーンの数と分布とを含むことができるが、これに限定されない。]
[0080] いくつかの実施例では、重畳のアレンジメントに対し、第2階層送信の部分とオーバラップする第1階層送信の部分に対するサブチャネルは、同一パラメータを、そして場合により第2階層送信の部分に使われるサブチャネルと同じパラメータの値を用いて実行される。いくつかの実施例では、第1階層送信と第2階層送信のオーバラップする部分のサブチャネルは同じサブチャネル構造を使う。]
[0081] <ブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャストの分離>]
[0082] 以下、ブロードキャストとマルチキャストトラフィックに空間多重化が使われる、ブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャストの分離に関する実施形態についてより詳しい説明をする。]
[0083] いくつかの実施例では、ブロードキャスト/マルチキャストゾーンは、全ての受信可能エリアに送信されるブロードキャスト及び/又はマルチキャストトラフィックに対応し、一方、ユニキャストゾーンは、受信を必要とする時、その受信を必要とする特定の受信可能エリアのみに送信されるユニキャストトラフィックである。]
[0084] 単一階層ブロードキャストトラフィック及び単一階層マルチキャストトラフィックのAN送信]
[0085] いくつかの実施形態では、第1階層は全ての受信可能エリアに送信されるブロードキャストトラフィックに対応し、一方、第2階層は、受信を必要とする時、その受信を必要とする特定の受信可能エリアのみに送信されるマルチキャストトラフィックである。]
[0086] 図10Aは、分離アプローチの非常に簡略化された図を示す。図10Aは、周波数と時間を組み合わせた送信リソース610を表している。周波数は、縦軸に沿って複数のサブキャリア(図示しない)で表わされ、時間は、横軸に沿って複数のOFDMシンボル持続時間(図示しない)で表わされている。送信リソース610は、それぞれ送信リソース610のサブセットが割り当てられたゾーンを表している。図10Aにおいて、送信リソース610の部分615は、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックに割り当てられ、送信リソース610の残りの部分618は、ユニキャストトラフィックに割り当てられている。部分615は、残りの部分618とは明確に区分されている。ブロードキャスト/マルチキャスト部分において、第1アンテナは、第1階層トラフィック(ブロードキャスト)を送信するために使われ、第2アンテナは、第2階層トラフィック(マルチキャスト)を第1アンテナと同じ時間/周波数で送信するために使われる。ユニキャストトラフィックは、送信リソース610のユニキャスト部分618の期間、同じアンテナの1つ又は両方により、ユニキャスト部分の中で送信することができる。] 図10A
[0087] いくつかの実施形態では、空間多重化は、ユニキャストトラフィックに使われる送信リソースの部分に適用することができる。例えば、送信リソースのユニキャス部分のユニキャストトトラフィックの送信は、複数アンテナを用いた空間多重化ユニキャストトラフィックにより行われても良い。]
[0088] いくつかの実施例では、ブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックは、共通の複数入力複数出力(MIMO)パイロット信号を、ブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックが出力される各アンテナによって送信することにより特定される。第1アンテナは、第1階層トラフィック(ブロードキャスト)を送信でき、第2アンテナは第2階層トラフィック(マルチキャスト)を送信できる。]
[0089] ユニキャストトラフィックはブロードキャスト/マルチキャストトラフィックに干渉しない時間/周波数で送信される。従って、その全体のアプローチは、分離アプローチと呼ばれる。例えば、2次元の時間/周波数リソースにおいて、該リソースはTDM様式で、特定持続時間に、ユニキャストトラフィック送信が発生し、他の区分された持続時間に、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック送信が各第1、第2アンテナに空間多重化単一階層ブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックとして発生するように、サブ分割されても良い。他の実施例において、該リソースはFDM様式で、特定周波数サブキャリア帯でユニキャストトラフィック送信が発生し、他の区分された周波数サブキャリア帯でブロードキャスト/マルチキャストトラフィック送信が各第1、第2アンテナに空間多重化単一階層ブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックとして発生するように、サブ分割されても良い。該リソースを、明確なTDM又はFDM分割に反する、時間及び周波数リソースの不規則な形のゾーンに分割することは、第1、第2階層送信の送信が許される他の可能性のある方法の一つである。]
[0090] いくつかの実施例では、ユニキャストトラフィック送信に使われる送信リソースの部分の期間、ユニキャストトラフィック送信のために1つのアンテナのみが使われる。いくつかの実施例では、ユニキャストトラフィック送信に使われる送信リソースの部分の期間ユニキャストトラフィック送信のために両方のアンテナが使われる。]
[0091] いくつかの実施形態では、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の第2階層送信(マルチキャスト)は、全てのセクタで行うことができない。]
[0092] いくつかの実施形態では、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の第2階層送信(マルチキャスト)は、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の第1階層送信とは異なる送信パワーで送信されても良い。]
[0093] 複数アンテナ送信機に使用される送信方法は、図2を参照して説明する。該方法の第1ステップ2−1は、複数アンテナ送信機に使われる送信リソースに関し、送信リソースの第1トラフィック部分及び送信リソースの第2トラフィック部分を定義し、第1トラフィック部分は、第2トラフィック部分からは区分されている。] 図2
[0094] 第2ステップ2−2は、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第1サブチャネル化を用いた第1トラフィック部分において、複数アンテナの少なくとも1つの第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信することを含んでいる。]
[0095] 第3ステップ2−3は、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第2サブチャネル化を用いた第1トラフィック部分において、複数アンテナの少なくとも1つの第2アンテナにより、マルチキャストトラフィックを送信することを含んでいる。少なくとも1つの第1アンテナは、少なくとも1つの第2アンテナとは区分されている。]
[0096] 第4ステップ2−4は、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第3サブチャネル化を用いた第2トラフィック部分において、第1および第2アンテナの1つ又は両方により、ユニキャストトラフィックを送信することを含んでいる。]
[0097] いくつかの実施形態では、第1及び第2サブチャネル化で使うパラメータは同じだが、これらパラメータは第3サブチャネル化で使うパラメータとは異なる。いくつかの実施形態では、第1、第2および第3サブチャネル化で使うパラメータは全て異なる。]
[0098] 他の実施形態では、送信リソースが第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分に仕切られている時、第1トラフィック部分は、ワイドエリア/ローカルエリアトラフィック部分であり、第2トラフィック部分は、ユニキャストトラフィック部分である。ワイドエリア/ローカルエリアトラフィック部分では、第1単一階層は、ワイドエリアトラフィックを送信するのに使われ、第2単一階層はローカルエリアトラフィックを送信するのに使われる。ワイドエリアトラフィックは、ネットワークの複数セルの中で送信されるトラフィックであっても良く、ローカルエリアトラフィックは、1つのセル、若しくはワイドエリアトラフィックを送信する複数セルの数より少ないセルのサブセットの中で送信されるトラフィックであって良い。例えば、マルチメディアコンテンツのコンテクストにおいて、ワイドエリアトラフィックは、キャリアネットワークにより全国に放送される全国TVネットワークのためのTV信号であっても良い。ローカルエリアトラフィックは、キャリアネットワークにより都市とその周辺にのみ放送される地域TVネットワークのためのTV信号であっても良い。]
[0099] 本発明のいくつかの実施形態に係るアクセスノードは、少なくともN送信アンテナ、N=>2、送信リソースパーティショナ及び空間多重化装置を備えるものとして広く表現することができる。]
[0100] いくつかの実施形態では、送信リソースパーティショナは、周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、第1トラフィック部分は第2トラフィック部分とは区分されるように構成される。]
[0101] いくつかの実施形態では、空間多重化装置は、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第1サブチャネル化を用いた第1トラフィック部分において、少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信する、及びFDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第2サブチャネル化を用いた第1トラフィック部分において、少なくともNの送信アンテナの内の、少なくとも1つの第1アンテナとは区分された少なくとも1つの第2アンテナにより、マルチキャストトラフィックを送信するように構成される。]
[0102] 単一階層ブロードキャスト/マルチキャスト及び単一階層ユニキャストのAT受信]
[0103] いくつかの実施例では、ATは少なくとも2つの受信アンテナを備え、空間多重複合化を実行する。送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分において、ATは、MIMOパイロット信号を処理して空間多重化された2階層送信の各階層を検出する。ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックに使われる送信リソースの部分は、ユニキャストトラフィックに使われる送信リソースの部分とは区分されているので、2階層送信の基本的な受信は、空間逆多重化機能を備えたATの2ブランチ受信機により達成され得る。セカンダリ階層送信が全てのセクタで可能ではない実施状況では、ATはMIMOパイロット信号を処理して第1階層からのみ単一階層トラフィックを検出する。]
[0104] 本発明のいくつかの実施形態は、2階層送信を受信することができる受信機により、機能アップした受信を提供する。いくつかの実施例では、2つの送信アンテナのケースに対し、最低限2つの無線受信チェーン及びアンテナの数を超える追加の無線受信チェーン及び/又は追加のアンテナが用意される。無線受信チェーンは、受信信号基づいて、他の機能性を受信、複合化、ダウンコンバーティング及び実行する、これらの1つ以上のための構成要素のセットを含む。追加の無線受信チェーンは、例えば、ブロードキャスト/マルチキャスト受信機能性のみを備えた受信専用ATのために使われる。]
[0105] 他の実施例では、ATにおいて追加のアンテナが用意されるが、追加の無線受信チェーンは用意されず、MIMOアンテナの選択がなされて、利用できる全ての数のアンテナからの受信のために適切なアンテナを選択する。従って、そのような実施例では、無線受信チェーンの数以上の、利用できるアンテナが存在する。このように受信ダイバーシチを増やすことにより、さらに受信範囲が改善される。アンテナ選択の仕組みは、実施の状況に依存する。アンテナ選択の仕組みの特定例の一つは、巡回冗長検査の実行である。]
[0106] 複数アンテナ受信機を使用する受信方法を、図3を参照して説明する。該方法の第1ステップ3−1は、各部分が他の部分と時間/周波数において区分される、空間多重化されたブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを含む送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分、及び送信リソースのユニキャストトラフィック部分、を含む送信リソースの信号受信に関する。] 図3
[0107] 第2ステップ3−2は、送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分に対し、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを検出することを含む。]
[0108] いくつかの実施形態では、複数アンテナ受信機がNの受信ブランチ及びNより多い受信アンテナ、N>=2、を含む場合は、該方法は送信リソースの信号を受信するのに、受信アンテナをNのみ使うのか、あるいはNより多い数を使うのかを決定することに関する。]
[0109] いくつかの実施形態では、該方法は、利用可能な受信アンテナそれぞれのチャネル特性を推定し、その信号を受信するために少なくともNの利用可能受信アンテナを選択することをさらに含んでも良い。]
[0110] アクセスターミナル例]
[0111] 図4Aは、例AT200のブロック図である。AT200は、4つのアンテナ205、210、215、220のセットを有し、それらはアンテナスイッチマトリックス225の第1入力に接続されている。アンテナスイッチマトリックス225の第1出力は第1受信機フロントエンドモジュール230に結合され、アンテナスイッチマトリックス225の第2出力は、第2受信機フロントエンドモジュール235に結合される。受信機フロントエンドモジュール230、235の出力は、それぞれモデム(モジュレータ/デモジュレータ)240に結合される。モデム240の出力は、選択基準モジュール245の入力に結合される。選択基準モジュール245の出力は、アンテナスイッチマトリックス225の第2入力に結合される。図4Aの特定のケースでは、選択基準モジュール245及びアンテナスイッチマトリックス225は、共にデジタル−アナログ(D/A)変換器250を介して結合される。] 図4A
[0112] 説明された例では、4つの受信アンテナ205、210、215、220があり、アンテナスイッチマトリックス225を使い、アンテナの2つを各受信機フロントエンド230、235に切り換える。より一般的には、アンテナの数、及び/又は受信機フロントエンドモジュールの数は、実施状況に依存し、従っていくつかの実施例では、アンテナの数及び/又は受信機フロントエンドモジュールの数は、図4Aの数とは異なる。] 図4A
[0113] AT200は、さらにANへの送信を可能にする送信回路構成(図示しない)を備えても良い。例えば、いくつかの実施形態では、アクセスターミナルは、チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、次のスケジュール期間にどの受信アンテナが使われるべきかを特定するように選択情報を受信アンテナへ送信する送信機を備えても良い。いくつかの実施形態では、アクセスターミナルは、チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、次のスケジュール期間アクセスターミナルへの送信に使う好適な送信アンテナのセットを特定するように選択情報を受信アンテナへ送信する送信機を備えても良い。]
[0114] AT200はさらに、AT200がここに記載の方法と合致する方法で、しかしそれと同等又は改善されたパフォーマンスで動作できるように、追加の受信機回路の構成要素(図示しない)を備えることができる。]
[0115] 選択基準モジュール245と組み合わせたモデム240は、受信機フロントエンドモジュール230、235から受信する信号を処理し、それに従って所定時間に最良の受信特性のアンテナを選択するためにアンテナスイッチマトリックス225を調整する、選択フィードバック機構を形成する。]
[0116] 図4Bは、どのようにして4つのアンテナ205、210、21、220が、2つの受信機フロントエンドモジュール230、235に、アンテナスイッチマトリックス225を介して接続されるかを示す。4つのアンテナの場合、2つの受信アンテナのみを使い、6つの異なる組合せが存在する。第1および第2アンテナ205、210が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。第1および第3アンテナ205、215が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。第1および第4アンテナ205、220が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。第2および第3アンテナ210、215が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。第2および第4アンテナ210、220が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。第3および第4アンテナ215、220が選択されると、これら2つのアンテナの出力が、受信機フロントエンドモジュール230、235へそれぞれ供給される。図示例では、第1および第4受信アンテナ205、220が選択されている。] 図4B
[0117] ATアンテナ切り換えを可能にする送信信号スケジューリング]
[0118] 図4Bを再度参照すれば、4つのアンテナの2つが受信機フロントエンドモジュールに接続される場合、これら2つのアンテナに対するチャネル状態は受信信号に基づいて決定できるが、他の2つのアンテナに対するチャネル条件は決定できないことが分かる。] 図4B
[0119] いくつかの実施形態では、所定の受信機に送信される、送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分のコンテンツは、各時間帯コンテンツ部分間に他のアンテナへ切り替わるための所定のAT時間を許可し、チャネル品質を決定し、アンテナ選択の決定を行うように、いくつかの時間帯に時間でサブ分割される。このことが図5で示されている。] 図5
[0120] 図5は、2次元周波数−時間リソース300を表している。その中で、周波数は横軸で表わされ、時間は縦軸で表わされる。送信リソース300の送信のためのコンテンツは、ゾーンに分割されて表され、コンテンツ#1310及びコンテンツ#2320として特定される。時間をかけて、送信は、コンテンツ#1310とコンテンツ#2320の間で入れ替わる。図4で表わしたタイプの4つのアンテナ受信機も示されている。それは、“コンテンツ#1受信機”330と称する、コンテンツ#1310にのみ関与する。受信機330が2つのアンテナ(図示例の第1および第2アンテナ205、210)のコンテンツを受信する時、これらのアンテナのチャネル状態を測定する。受信機330が関与しないコンテンツ#2320を受信する時、他の2つのアンテナ(第3および第4アンテナ215、220)に切り替えてチャネル状態を測定する。コンテンツ#1310を再度受信する前に、受信機330は、次の受信期間どのアンテナを使うかを、4つの全てのアンテナに対し決定したチャネル状態情報に一部基づいて決定する。この例では、AT200が見ることができる同じアンテナの大多数(即ち性能に影響を及ぼすのに十分な信号強度を持つ3〜5のアンテナ)が両方のコンテンツ#1及び#2を送信すると推定される。] 図5
[0121] 本発明のいくつかの実施形態に係るアクセスターミナルは、N=>2のNの受信アンテナ、M<=NのMの無線受信チェーン、アンテナスイッチマトリックス及びアンテナセレクタを備えるものとして広く表現できる。]
[0122] アンテナスイッチマトリックスは、Nの受信アンテナの各々から信号を受信するように、そしてNの受信アンテナが受信するNの信号の内の少なくともMの信号をMの無線受信チェーンの各々へ、Mの無線受信チェーンの各々に少なくとも1の信号を送るように構成されている。]
[0123] アンテナセレクタは、Mの無線受信チェーンから信号を受信し、次のスケジューリング期間に、信号をMの無線受信チェーンの各々へそれぞれ供給するためにNの受信アンテナの内の少なくともMの受信アンテナを選択し、そして次のスケジューリング期間、どの少なくともMの受信アンテナを選択すべきかをアンテナスイッチマトリックスへ通知する、ように構成されている。]
[0124] いくつかの実施形態では、アンテナセレクタはNの受信アンテナの各々に対し、チャネル推定を行うように構成されるチャネル推定器を備える。]
[0125] <ブロードキャスト、マルチキャスト及びユニキャストの重畳>]
[0126] 送信リソースの共通部分におけるブロードキャストとユニキャストの重畳について、以下により詳細な説明を行う。送信リソースの共通部分におけるブロードキャスト及びユニキャストトラフィックに空間多重化が使われている。]
[0127] 単一階層ブロードキャスト及び単一階層ユニキャストのAN送信]
[0128] 本発明の他の実施形態において、空間多重化2階層送信も採用される。そのような実施形態では、ブロードキャスト及びユニキャストトラフィックは、送信リソース部分の第1および第2の単一階層で送信される。]
[0129] 第1単一階層は、ブロードキャスト及び/又はマルチキャストトラフィックに使われ、SFN送信を構成し、第2単一階層は、ユニキャストトラフィックに使われる。上述のように、ダイバーシチのレベルは、SFNマクロダイバーシチ送信によって既に達成されるが、送信リソースのオーバラップ部分において2つの単一階層を空間多重化することにより、ダイバーシチを増加することができる。即ち、送信リソースの部分において、ユニキャスト及びブロードキャスト/マルチキャストトラフィックは、サブキャリア及び/又は送信持続時間を共有する。]
[0130] 2階層送信に使う送信リソースの内、少なくとも第1単一階層送信に使われる送信リソースのある部分は、第2単一階層送信に使われる送信リソースの少なくともある部分とオーバラップする。オーバラップのエリアにおいて、第2アンテナが第2単一階層トラフィック(ユニキャスト)を送信するのと同一のサブキャリア及び/又は同一の持続時間で、第1アンテナが第1単一階層トラフィック(ブロードキャスト)を送信する。いくつかの実施形態では、送信リソースの任意のオーバラップしていない部分において、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックに割り当てられた部分は、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックのみが送信され、ユニキャストトラフィックに割り当てられた部分は、ユニキャストトラフィックのみが送信される。そのオーバラップされない部分においては、1つ又は両方のアンテナをブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックそれぞれに使うことができる。]
[0131] 第1単一階層トラフィックが第2単一階層トラフィックに使われるリソースとオーバラップする実施形態では、オーバラップにより引き起こされる干渉が、各階層を回復するための追加の処理の実行をもたらす。いくつかの実施形態では、SIC(逐次干渉除去)受信機が第1及び第2信号階層トラフィックの回復に使われる。逐次干渉除去では、複数単一階層信号、即ちそれぞれ第1階層及び第2単一階層トラフィックからの信号が受信されると、従来の単一階層検出技術により、1以上の単一階層信号が検出され再構築される。1以上の再構築された単一階層信号は、全体の受信された複数の単一階層信号から除去することができ、検出すべき単一階層信号のみが後に残る。第1及び第2単一階層送信を使う図示の例では、第1単一階層を、強く信頼できる受信ができるように、送信することができる。第1単一階層信号は、その後従来の単一階層検出技術を用いて検出でき、受信信号から除去され、検出すべき第2単一階層信号のみが後に残る。]
[0132] 図10Bは、周波数と時間を組み合わせた送信リソース620を表している。その中で、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の一部分がユニキャストトラフィック部分の一部分とオーバラップしている。図10Bの例では、ブロードキャスト及び/又はマルチキャストトラフィックは、第1アンテナにより送信された第1単一階層トラフィックであり、ユニキャストトラフィックは、第2アンテナにより送信された第2単一階層トラフィックである。ブロードキャストトラフィック部分は、630及び635として特定される送信リソース620の部分を有する。ユニキャスト部分は、635及び640として特定される送信リソース620の部分を有する。部分630の中では、ブロードキャスト及び/又はマルチキャスト情報のみが2アンテナ送信機の1又は両方のアンテナにより送信される。部分640の中では、ユニキャスト情報のみが2アンテナ送信機の1又は両方のアンテナにより送信される。部分635の中では、2アンテナ送信機の第1アンテナが、ブロードキャスト及び/又はマルチキャストトラフィックに使われ、2アンテナ送信機の第2アンテナが、ユニキャストトラフィックに使われる。部分635において、ブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックは空間多重化されている。] 図10B
[0133] 第1単一階層(ブロードキャスト及び/又はマルチキャスト)及び第2単一階層(ユニキャスト)それぞれが、パイロット(信号)を送信し、受信機が階層の分離を行えるようにする。同様に、第1及び第2アンテナが共に、それぞれ、第1単一階層及び第2単一階層トラフィックを送信する場合、各アンテナは、パイロット信号を送信し、受信機が2つの単一階層トラフィック信号の分離を行えるようにする。いくつかの実施形態では、the第1及び第2単一階層により送信されるパイロット信号は、互いに垂直である。]
[0134] いくつかの実施例では、第1単一階層は、周波数再利用=1を有し、第2単一階層送信は周波数再利用=1を有する。他の実施例では、第1単一階層は、周波数再利用=1を有し、第2単一階層送信は周波数再利用>1を有する。周波数再利用=1の単一階層に対し、全体ネットワークは、その階層と同じ周波数帯域を使う。これは、例えば、SFNの場合である。周波数再利用>1の単一階層に対し、異なる周波数帯域がネットワークの1以上のセルの異なるセクタに割り当てられる。]
[0135] いくつかの実施形態では、第1及び第2単一階層送信は、異なる送信パワーで送信することができる。いくつかの実施形態では、送信リソースの共有部分における第1及び第2階層送信は、異なる送信パワーで送信することができる。例えば、第1単一階層(ブロードキャスト/マルチキャスト)は、第2単一階層(ユニキャスト)とは異なる送信パワーで送信される。いくつかの実施形態では、送信リソースの、区分されてオーバラップしない部分のトラフィックは、異なるパワーで送信される。]
[0136] 図6は、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックとユニキャストトラフィックがオーバラップする送信リソースの部分の間、それぞれが送信するANのセットを示す、システム概略図を表している。ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックは、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを第1階層として第1アンテナで送信し、ユニキャストトラフィックを第2階層として第2アンテナで送信することにより、送信リソースのこのオーバラップ部分で空間多重化されている。図6は、図1でブロードキャスト及びマルチキャストトラフィックが送信リソースのブロードキャスト/マルチキャストの部分間で空間多重化された点を除けば、図1と類似している。AT160は、放送塔110の、アンテナペア110Aの第1アンテナからブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを、アンテナペア110Bの第1アンテナからユニキャストトラフィックを受信するように表され、放送塔120の、アンテナペア120Aの第1アンテナからブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを、アンテナペア120Bの第1アンテナからユニキャストトラフィックを受信するように表され、放送塔130の、アンテナペア130Aの第1アンテナからブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを、アンテナペア130Bの第1アンテナからユニキャストトラフィックを受信するように表される。] 図1 図6
[0137] ブロードキャストトラフィックのみと、ユニキャストトラフィックのみとを、別々に区分して送信する部分である、送信リソースのオーバラップしない部分において、1又は両方のアンテナは、ブロードキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックのために使われる。]
[0138] 本発明のいくつかの実施形態に係るアクセスノードは、少なくとも、N=>2のNの送信アンテナ、送信リソースパーティショナ、及び空間多重化装置を備えるものとして、広く表現できる。]
[0139] いくつかの実施形態では、送信リソースパーティショナは、周波数成分及び/又は時間成分を有する送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、送信リソースの一部分に対し、第1トラフィック部分の一部分が第2トラフィック部分の一部分とオーバラップするものとして構成される。]
[0140] いくつかの実施形態では、空間多重化装置は、第2トラフィック部分の一部分とオーバラップする第1トラフィック部分の一部分において、第1トラフィック部分の少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナにより、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又はその組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて、ブロードキャストトラフィックを送信し、第1トラフィック部分の一部分とオーバラップする第2トラフィック部分の一部分において、第2トラフィック部分の少なくともN送信アンテナの内の、少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナにより、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又はその組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、ユニキャストトラフィックを送信するように構成される。]
[0141] 複数アンテナ送信機に使用される送信方法を、図7を参照して説明する。該方法の第1ステップ7−1は、複数アンテナ送信機に使われる送信リソースに関し、送信リソースの第1トラフィック部分及び送信リソースの第2トラフィック部分を定義することを含み、送信リソースの一部分において、第1トラフィック部分の一部分は、第2トラフィック部分の一部分とオーバラップしている。] 図7
[0142] 第2ステップ7−2は、第1トラフィック部分の一部分が第2トラフィック部分の一部分にオーバラップする送信リソースの部分に、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて、複数アンテナの少なくとも1つの第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信することを含む。]
[0143] 第3ステップ7−3は、第1トラフィック部分の一部分が第2トラフィック部分の一部分にオーバラップする送信リソースの部分に、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、複数のアンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信することを含む。]
[0144] 第4ステップ7−4は、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第3サブチャネル化を用いた第2トラフィック部分とオーバラップしない第1トラフィック部分において少なくとも1つのアンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信することを含んでいる。]
[0145] 第5ステップ7−5は、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか若しくは組合せに基づく第4サブチャネル化を用いた第1トラフィック部分とオーバラップしない第2トラフィック部分において少なくとも1つのアンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信することを含んでいる。]
[0146] いくつかの実施形態では、第1及び第2サブチャネル化で使うパラメータは同じだが、これらのパラメータは、第3及び第4サブチャネル化で使うパラメータとは異なっている。いくつかの実施形態では、第1及び第2サブチャネル化で使うパラメータは、第3及び第4サブチャネル化の1つ又は両方と同じである。]
[0147] 単一階層ブロードキャスト及び単一階層ユニキャストのAT受信]
[0148] いくつかの実施形態では、2階層送信の基本的な受信は、空間逆多重化機能及びオーバラップする階層信号を分離する機能を備えるATにおいて、2ブランチ受信機により達成され得る。いくつかの実施形態では、オーバラップする階層信号を分離する機能は、SIC機能を含む。以下に続く説明の中では、2ブランチ送信及び受信を想定するが、より一般的には、Nブランチ送信及び受信が想定される。]
[0149] ATは、パイロット信号を処理して、2階層送信を検出する。いくつかの実施形態では、パイロット信号は直行しており、ATは、垂直パイロット信号を処理して第1及び第2階層信号を検出する。セカンダリ階層送信があらゆるセクタにおいて可能とならない状況では、ATは第1階層からのパイロット信号を処理し、第1階層だけからの単一階層送信を検出する。]
[0150] いくつかの実施形態では、追加のアンテナが用意され、受信機におけるアンテナ選択ダイバーシチを可能とする。追加の受信チェーンがあっても良いし、無線受信チェーンの数以上の、利用可能なアンテナがあっても良い。このように受信ダイバーシチの等級を増加させることは、受信範囲のさらなる向上に利用される。]
[0151] 複数アンテナ受信機を使う受信方法を、図8を参照して説明する。該方法の第1ステップ8−1は、送信リソースのブロードキャストトラフィック部分、及び送信リソースのユニキャストトラフィック部分、及びブロードキャストトラフィックとユニキャストトラフィックが空間多重化された送信リソースの部分、(ブロードキャストトラフィックとユニキャストトラフィックが空間多重化された送信リソースの部分はサブキャリア及び/又は持続時間間隔を共有する)を含む送信リソースの信号を受信することを含む。ブロードキャストトラフィック部分は、マルチキャストトラフィックも含むことができる。] 図8
[0152] 第2ステップ8−2は、ブロードキャストトラフィックとユニキャストトラフィックが空間多重化された送信リソースの部分に対し、ブロードキャストトラフィックとユニキャストトラフィックを検出することを含む。]
[0153] いくつかの実施形態では、ブロードキャストトラフィックとユニキャストトラフィックを検出することは、信号干渉除去(SIC)を利用することに関与する。]
[0154] ユニキャストATアンテナ切り換えを可能にするデザイン]
[0155] いくつかの実施切り換えでは、上記のATアンテナ切り換えに追加してあるいはその代替として、ユニキャストATアンテナ切り換えを実施することができる。]
[0156] 本発明のいくつかの実施切り換えでは、ANでの利用可能なアンテナセットのサブセットを使って、ユニキャストトラフィックが送信される。一例が図9に示されている。ここで、AN505は、4つのアンテナ510、515、520、525を有し、図9に一例として示す、図4Aと同様のAT530は、4つのアンテナ535、540、545、550を有する。しかし、AN505及びAT530それぞれの2つのアンテナのみが、所定のユニキャストトラフィック送信に利用される。従って、図9では、アンテナ選択は、AN505とAT530の両方でなされる。図9において、2つの異なる持続時間、時間-k 500及び時間−k+1 502が表されている。図示された例では、時間−k 500において、AN505が、4つの全てのアンテナ510、515、520、525によりパイロット信号を送信し、AT530が、そのパイロット信号を現在選択されている2つの受信アンテナ535、550により受信する。AT530は、パイロット信号測定とチャネル推定を送信アンテナ510、515、520、525の全てに基づいて行うが、現在選択されている2つの受信アンテナ535、550に対してのみ行う。時間k+1 502において、データとパイロット信号を含むユニキャスト送信は、2つの送信アンテナ515、520でのみ行われ、受信は現在選択されている受信アンテナ540、545でのみ行われる。しかしながら、他の送信アンテナ510、525は、なおパイロット信号を送信している。時間−k 500と時間−k+1 502との組合せの送信形態により、パイロット信号は、送信アンテナと受信アンテナのあらゆる組合せにより送受信がなされることになり、次のユニキャスト送受信に用いる最適なアンテナの選択を行うことができる。次のユニキャスト送受信に用いる最適な送受信アンテナの選択は、少なくとも一部は、様々のアンテナのチャネル推定に基づいて行われる。このことは、AN505に対しユニキャストデータ送信のための適切なアンテナを伝えるために、AT530によるフィードバック−シグナリングを必要とする。] 図4A 図9
[0157] 上記の例では、2つの送信アンテナ、4つの受信アンテナ及び2つのフロントエンド受信モジュールの使用に関連するが、送信アンテナ、受信アンテナ及び無線受信チェーンの数は実施の状況に依存する。]
[0158] ここに記載する方法及び装置は、WiMAX(WorldwideInteroperabilityforMicrowaveAccess)、4GMBS(FourthGenerationMobileBroadbandSystem)、LTE(LongTermEvolution)、改訂LTE、IEEE802.16m、及びMediaFLOアプリケーションに関連して使用することができる。いくつかの実施形態では、ここに記載するブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャスト、ワイドエリア及びローカルエリアトラフィックは、これらの通信規格に合致したトラフィックに相当するトラフィックのタイプである。]
[0159] 上述した開示内容を参照して本発明に対し多くの修正、変更が可能である。従って、添付のクレームの範囲内で、ここに具体的に記載されたもの以外の方法で、本発明は実施され得るものと理解される。]
权利要求:

請求項1
複数アンテナ送信機によって使われる周波数成分及び/又は時間成分を有する送信リソースに対して、第2トラフィック部分と、第2トラフィック部分とは区分される第1トラフィック部分とを定義することと、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて、前記第1トラフィック部分の複数アンテナの内の少なくとも1の第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信することと、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、第1トラフィック部分の前記複数アンテナの内の、前記少なくとも1の第1アンテナとは区分される少なくとも1の第2アンテナにより、マルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することと、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて、前記第2トラフィック部分において前記複数アンテナの内の少なくとも1のアンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信することとを含む、複数アンテナ送信機における方法。
請求項2
第1、第2、及び第3サブチャネル化を利用することは、前記第3サブチャネル化の少なくとも1のサブチャネル化パラメータに使われる数値とは異なる数値を、前記第1及び前記第2サブチャネル化の少なくとも1のサブチャネル化パラメータに対し使うことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
少なくとも1のサブチャネル化パラメータに対し異なる数値を使うことは、FFTサイズと、サブキャリア分離と、及び各サブチャネルにおけるデータトーンの数と分布との内の少なくとも1つに対して異なる数値を使用することを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
請求項4
ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを送信することは、トラフィックの各タイプを特定することを可能にするためにMIMOパイロット信号をブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックに含むこと、をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
請求項5
ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを送信することは、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックの少なくとも1つに対するサブキャリア周波数帯又は送信持続時間の間に間隙を有することを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
請求項6
ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信することは、前記第1トラフィック部分の前記複数のアンテナの内の前記少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャストトラフィックを送信することを含み、及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することは、前記第1トラフィック部分の前記複数のアンテナの内の前記少なくとも1つの第2アンテナによりマルチキャストトラフィックを送信することを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
請求項7
ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信することは、前記第1トラフィック部分の前記複数のアンテナの内の前記少なくとも1つの第1アンテナによりワイドエリアトラフィックを送信することを含み、及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することは、前記第1トラフィック部分の前記複数のアンテナの内の前記少なくとも1つの第2アンテナによりローカルエリアトラフィックを送信することを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
請求項8
周波数成分及び/又は時間成分を含み、各部分が時間/周波数において互いに区分される、空間多重化されたブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを含むブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及びユニキャストトラフィック部分を含む、送信リソースの信号を受信することと、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分に対し、ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを検出することとを備えた、複数アンテナ受信機における受信方法。
請求項9
ブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックを検出することは、それぞれブロードキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックからのMIMOパイロット信号を処理することを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
請求項10
前記複数アンテナ受信機がN>=2のNの受信ブランチ及びNより大きい数の受信アンテナを有する場合、送信リソースの信号を受信するために、Nのみの受信アンテナを使うのか又はNより大きい数の受信アンテナを使うのかを決定することをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
請求項11
前記複数アンテナ受信機の各受信プランチが、少なくとも1つの利用可能な受信アンテナを有する方法であって、該方法はさらに、前記利用可能な受信アンテナの各々のチャネル特性を推定することと、信号を受信するための少なくともNの利用可能な受信アンテナを選択することと、を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
請求項12
コンテンツが少なくとも第1コンテンツと第2コンテンツに時間でサブ分割され、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツの間に時間間隙を有しする、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分の所定のサブチャネルに対し、前記第1コンテンツを受信する受信アンテナに対するチャネル特性を推定することと、前記時間間隙の間、前記第1コンテンツを受信する受信アンテナから前記第2コンテンツを受信する受信アンテナへと受信アンテナを切り換えることと、前記第2コンテンツを受信する受信アンテナに対するチャネル特性を推定することとをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
請求項13
前記信号を受信するためのNに等しい数の受信アンテナを選択するアンテナ選択を実行することをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
請求項14
信号を受信するためのNより大きい数の受信アンテナを選択するアンテナ選択を実行することをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
請求項15
複数アンテナ送信機に使われる周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、送信リソースの部分に対し、前記第1トラフィック部分の部分が前記第2トラフィック部分の部分とオーバラップすることと、第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の部分とオーバラップする前記送信リソースの前記部分において、a)FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて複数アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナによりブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信すること、b)FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、複数アンテナの内の、前記少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナによりユニキャストトラフィックを送信することとを含む、複数アンテナ送信機における方法。
請求項16
ブロードキャスト/マルチキャスト及びユニキャストトラフィックを送信することは、ユニキャストトラフィックのサブキャリア周波数帯又は送信持続時間の間に間隙を有することを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
請求項17
前記第1トラフィック部分の部分が前記第2トラフィック部分の部分とオーバラップする前記送信リソースの前記部分において、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及び前記ユニキャストトラフィック部分の両方に対し同じサブチャネル化パラメータの数値を使用することをさらに含むことを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
請求項18
サブチャネル化パラメータに対し同じ数値を使うことは、FFTサイズと、サブキャリア分離と、及び各サブチャネルのデータトーンの数と分布との内の少なくとも1つに同じ数値を使用することを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
請求項19
送信のための利用可能なアンテナセットのサブセットを選択するために前記複数アンテナ送信機においてアンテナ選択を実行することをさらに含むことを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
請求項20
複数アンテナ受信機が前回受信した送信リソースに対する前記複数アンテナ受信機からのフィードバックに基づいて、前記複数キャリア送信機が送信する前記複数アンテナ受信機への送信の将来の送信リソースのために、アンテナ選択を実行することをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項21
周波数成分及び/又は時間成分を含み、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック部分及びユニキャストトラフィック部分、及びブロードキャストトラフィック/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックが空間多重化される送信リソースの、サブキャリア及び/又は持続時間間隔を共有化している部分を含む、送信リソースの信号を受信することと、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックが空間多重化される前記送信リソースの前記部分に対し、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを検出することとを含む複数アンテナ受信機の受信方法。
請求項22
前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックを検出することは、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックのそれぞれにあるパイロット信号を処理して、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックをそれぞれ特定することを含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
請求項23
前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックを検出することは、信号干渉除去(SIC)を使用することを含むことを特徴とする請求項21又は22に記載の方法。
請求項24
前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックを検出することは、複数アンテナ受信機において、いくつかの受信アンテナに対しチャネル推定を実行することと、別の受信アンテナに対しては該受信機がユニキャストトラフィックを検出していない間にチャネル推定を実行することとをさらに含むことを特徴とする請求項21乃至23項のいずれか一項に記載の方法。
請求項25
チャネル推定の結果をアンテナ選択の実行に使うことをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
請求項26
複数アンテナ受信機においてアンテナ選択を実行し、信号を送信するアンテナの数と同数のアンテナを選択することをさらに含むことを特徴とする請求項21乃至25のいずれか一項に記載の方法。
請求項27
請求項1乃至7及び15乃至20のいずれか一項に記載の方法を実行するために構成されるアクセスノード。
請求項28
N=>2の少なくともNの送信アンテナと、周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、第1トラフィック部分を第2トラフィック部分とは区分されるように構成される送信リソースパーティショナと、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて、前記第1トラフィック部分において少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信し、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、第1トラフィック部分において、前記少なくともNの送信アンテナの内の、前記少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナにより、マルチキャストトラフィックを送信するように構成される空間多重化装置とを含むアクセスノード。
請求項29
FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて、前記第2トラフィック部分において前記少なくともNのアンテナの内の少なくとも1つのアンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項28に記載のアクセスノード。
請求項30
N=>2の少なくともNの送信アンテナと、周波数成分及び/又は時間成分を含む送信リソースに対し、第1トラフィック部分及び第2トラフィック部分を定義し、前記送信リソースの部分において前記第1トラフィック部分の部分が第2トラフィック部分の部分とオーバラップするように構成される送信リソースパーティショナと、前記第2トラフィック部分の部分とオーバラップする前記第1トラフィック部分の前記部分において、FDM(周波数分割多重化)サブチャネル化及びTDM(時分割多重化)サブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第1サブチャネル化を用いて前記第1トラフィック部分において前記少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つの第1アンテナにより、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信し、前記第1トラフィック部分の部分とオーバラップする前記第2トラフィック部分の前記部分において、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第2サブチャネル化を用いて、前記第2トラフィック部分において、前記少なくともNの送信アンテナの内の、前記少なくとも1つの第1アンテナとは区分される少なくとも1つの第2アンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信するように構成される空間多重化装置とを含むアクセスノード。
請求項31
FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第3サブチャネル化を用いて前記第2トラフィック部分とオーバラップしない前記第1トラフィック部分において前記少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つのアンテナにより、ブロードキャストトラフィックを送信し、FDMサブチャネル化及びTDMサブチャネル化のいずれか1つ又は組合せに基づく第4サブチャネル化を用いて前記第1トラフィック部分とオーバラップしない前記第2トラフィック部分において前記少なくともNの送信アンテナの内の少なくとも1つのアンテナにより、ユニキャストトラフィックを送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項30に記載のアクセスノード。
請求項32
次のスケジュール期間に使用される前記少なくともNの送信アンテナの内の好適な1以上の送信アンテナを特定するアンテナ選択情報を受信するように構成される受信機をさらに含むことを特徴とする請求項28乃至31のいずれか一項に記載のアクセスノード。
請求項33
請求項8乃至14及び21乃至26のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるアクセスターミナル。
請求項34
N=>2のNの受信アンテナと、M=<NのMの無線受信チェーンと、前記Nの受信アンテナの各々から信号を受信するように、そして前記Nの受信アンテナが受信する前記Nの信号の内の少なくともMの信号を前記Mの無線受信チェーンの各々へ、前記Mの無線受信チェーンの各々に少なくとも1つの信号を送るように構成されているアンテナスイッチマトリックスと、前記Mの無線受信チェーンから信号を受信し、次のスケジューリング期間に、信号を、前記M無線受信チェーンの各々へそれぞれ供給するために、前記Nの受信アンテナの内の少なくともMの受信アンテナを選択し、前記次のスケジューリング期間に、どの少なくともMの受信アンテナを選択すべきかをアンテナスイッチマトリックスへ通知するように構成されるアンテナセレクタとを含むアクセスターミナル。
請求項35
アンテナセレクタは、前記Nの受信アンテナの各々に対しチャネル推定を実行するように構成されるチャネル推定器をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載のアクセスターミナル。
請求項36
N>Mであることを特徴とする請求項34に記載のアクセスターミナル。
請求項37
前記チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、前記次のスケジュール期間に使うべき受信アンテナを特定するように、受信アンテナ選択情報を送信する送信機をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のアクセスターミナル。
請求項38
前記チャネル推定器により実行されるチャネル推定に基づいて、前記次のスケジュール期間にアクセスターミナルへ送信するために使われる好適な送信アンテナセットを特定するように、受信アンテナ選択情報を送信する送信機をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のアクセスターミナル。
請求項39
前記複数のアンテナの1以上のアンテナが、それぞれが少なくとも1つのアンテナエレメントを有することを特徴とする請求項1乃至7又は15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項40
複数アンテナの1以上のアンテナがアンテナ配列を含むことを特徴とする請求項1乃至7又は15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項41
ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィックを送信すること及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することは、異なる送信電力で、ブロードキャストトラフィック又はワイドエリアトラフィック、及びマルチキャストトラフィック又はローカルエリアトラフィックを送信することを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
請求項42
ブロードキャスト/マルチキャストトラフィックを送信すること及びユニキャストトラフィックを送信することは、異なる送信電力で、ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを送信することを含むことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項43
前記ブロードキャストトラフィック及び前記マルチキャストトラフィックが、異なる送信電力で送信されることを特徴とする請求項28又は29に記載のアクセスノード。
請求項44
前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックが、異なる送信電力で送信されることを特徴とする請求項30又は31に記載のアクセスノード。
請求項45
他のトラフィック部分とオーバラップしない送信リソースの部分にある、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックの少なくとも1つを、前記複数のアンテナの内の少なくとも2つのアンテナにより空間多重化することを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項46
ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックを送信することは、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及び前記ユニキャストトラフィックの中に、トラフィックの各タイプを特定することを可能にするパイロット信号を有することをさらに含むことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項47
前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックの中にパイロット信号を有することは、前記ブロードキャスト/マルチキャストトラフィック及びユニキャストトラフィックの内の少なくとも1つに直交するパイロット信号を有することを含むことを特徴とする請求項46に記載の方法。
請求項48
前記第1トラフィック部分を送信すること及び前記第2トラフィック部分を送信することは、前記第1トラフィック部分及び前記第2トラフィック部分を、異なる周波数再利用率で送信することを含むことを特徴とする請求項1乃至7及び15乃至20のいずれか一項に記載の方法。
請求項49
周波数再利用率は、周波数再利用=1及び周波数再利用>1を含むことを特徴とする請求項48に記載の方法。
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